開会式のパントマイムパフォーマンスでも話題になりましたピクトグラム。

駅などの公共の場所で、トイレの男女表記や優先席など、様々なところにピクトグラムを発見することができます。これなら日本語が理解できない方でも、イラストからなんとなく意味を読み取ることができますね。

日本ではもともと1964年の東京オリンピックの時に、海外の方々と円滑にコミュニケーションを取るためのツールとして導入され、オリンピック種目のイメージにも使用されました。そこから世界に広まっていったようです。シンプルな図形の組み合わせで競技の特色や魅力を表しており、とても工夫されたデザインであることがわかります。

もともと人間の動きや様子をイラスト化したものがピクトグラムなので、そのピクトグラムを人間の動きで再現する、という事はなんだか無限ループしているような気もしますが、それこそパントマイム芸の妙といったところですね。

 

前置きが長くなってしまいましたが、このピクトグラムが何を表したものか、おわかりでしょうか。

走るフォームと手したトーチで一目瞭然ですね。こちらは聖火リレーの様子を表しています。

立川市でも実施予定であった聖火リレー。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により市内公道でのリレーは中止となってしまいましたが、点火セレモニーのみ無観客開催されました。こちらはその限定キャップですが、しっかりとTACHIKAWA CITYの文字も入っています。

 

競技ではありませんが東京オリンピックに関わった証として、聖火ランナーの皆さんの勇姿もしっかりとピクトグラム化されていました!