2021年7月23日の開会式に始まり、17日間に及ぶ熱戦と感動を生み出してきた東京2020オリンピックの閉会式が8月8日に開催されました。

息をのむほどに美しい佇まいの宝塚歌劇団のスターたちよる国歌斉唱にはじまり、大会を作り上げた選手やスタッフ一人ひとりの光が集まって五輪のロゴマークが形作られると、感動の場面を振り返ったり、各々が喜びを共有しあったりと素晴らしい空間に包まれました。

大会期間中は外出も許されず、せっかく日本に来たのに観光もままならなかった海外の方々に向け、東京の公園のような空間で様々なジャグリングや語らいの空間が表現されました。また日本全国の伝統的な舞踊も紹介され、中には東京音頭の振りをマネするアスリートの姿もありました。

そして感動は次の開催地パリへと引き継がれ、東京の聖火は役目を終えました。

様々な困難が立ちはだかり、史上初の無観客開催となった異例のオリンピックでしたが、東京だからこそなしえた大会となったと思います。アスリートが見せてくれた感動や興奮、オリンピックを自分たちの住むまちで開催する意義など、感じたことのすべてをレガシーとして後世に伝えていきたいと思います。

8月24日にはパラリンピックが開幕します。当協議会では引き続き、パラリンピック情報をこのページにて発信してまいります。