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花・植木小売業

株式会社and3

立川商工会議所ニュース2026年2月28日号掲載

生花を水なしで鮮度保持するパッケージ「hanap」を開発

hanapに入れた生花とクマのぬいぐるみをセットにしたギフト。クマの服にも名前やロゴを印刷できます。

昨年10月、イノベーションファーム実現委員会主催のピッチコンテストで最優秀賞を受賞した㈱and3(アンドスリー)の佐藤洋子社長。プレゼンで発表した、水を使わず花を入れるだけで鮮度が保持されるパッケージ「花のおひるねhanap(ハナップ)(特許出願中)」が注目を集めています。「受賞で出会いがさらに広がり、ご紹介がご紹介を生んで商談に繋がり感謝しております」。

フラワー業界歴20年の佐藤社長は、生産者の低所得・高齢化・生産性の低さ、廃棄の花が年間10億本を超えるなどの現状・課題の打破には花流通で必要な「水管理の解決」だと考え、構想8年、調査・実験・試作を100回以上続けてhanapを開発。切り花をhanapに入れると“おひるね”状態で水に入れるまで目覚めないため、夏場の35℃超えの過酷な配達ポスト内でも5日間は鮮度を保持。冬場は1~2ヵ月、冷蔵庫内は約6ヵ月水なしの状態で保持可能という、いまだかつてない技術を開 発し、「生花を使ったノベルティ」を創出しました。

 
 

現在、さまざまな業種からギフトやノベルティの注文があり、スケートショーで観客がリンクのスケーターに渡す花をhanapに入れて販売したいという注文も。母の日や誕生日祝いで個人が買いに訪れるケースもあります。「1輪の花や規格外の花、切り花に出来ない短い野花、通常は廃棄になってしまう花や流通自体不可能な花をhanapに入れることでギフトやノベルティとして生かすことができます」。hanapの技術について「野菜の鮮度や品質保持に使えるのではないか」という声もあり、フラワー業界以外の市場・販路の拡大へも期待でき、「いずれ海外へ進出できたら」と夢がふくらみます。

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「いまだかつてない生花のノベルティはインパクト大。お菓子、アパレル、雑貨など貴社の商品と花を組み合わせてみませんか。hanapに名入れできます」(佐藤洋子社長)